第14号 of 韓国・朝鮮文化研究会

第14号(2015年10月15日発行)
[特集] ネーション・グローバル化・跨境――韓国の挑戦、生活者の適応



風響社(2015年10月刊)
A5判・並製・260頁・本体3500円
2015年10月15日発行
ISBN9784894899643

非会員の方の会誌購入はお近くの書店に注文いただくか、発売元の風響社までお申し込み下さい(その場合は送料手数料380円がかかります)



【目次】

特集=ネーション・グローバル化・跨境――韓国の挑戦、生活者の適応

〈問題提起〉 (松本誠一)
 
 〈論文〉
  国境を越えた人々と法──韓国政府の新たな統合戦略(吉川美華)
  関釜・釜関フェリーで日韓間を跨境する人々の生活実態──ポッタリチャンサと、ある在日コリアン男性の事例から(井出弘毅)
  中国朝鮮族の移動する文化とコミュニティ──跨境的生活に埋め込まれた親族ネットワーク(権香淑)

論文
 韓国キリスト教系新宗教の祈祷院文化──清平祈祷院を通して見る統一教の巫俗化(古田富建)

研究ノート
 記憶の作法――現代韓国映画の地平(野崎充彦)

視点
 多文化社会の東アジアに向けて(野村伸一)

書評
 李忠雨、崔鍾庫共著『京城帝国大学再考』(通堂あゆみ)
 真鍋祐子著『自閉症者の魂の軌跡──東アジアの「余白」を生きる』(李建志)


展評
 文字がつなぐ──古代の日本列島と朝鮮半島(植田喜兵成智)

ひろば/マダン
 島嶼文化研究院略史──主要活動と成果(李京燁(大沼巧訳))

エッセイ
 『在日音楽の100年』を再考する──それぞれの「解放」=「パリロ」のために(真鍋祐子)

彙報
 編集後記
 韓国・朝鮮文化研究会会則
 英文目次・ハングル目次
 執筆者一覧