第19回研究大会 of 韓国・朝鮮文化研究会


韓国・朝鮮文化研究会第19回研究大会


□ 日時:2018年10月20日(土) 10:00~17:40

□ 場所:東京大学本郷キャンパス国際学術総合研究棟1階*

     文学部3番大教室

     交通アクセス

     施設案内
     * 赤門脇の赤門総合研究棟・経済学研究科棟に隣接した建物です。

□ プログラム(仮)

  10:00~12:00
 一般研究発表(3名)
   


  12:30~13:00
 会員総会

  13:10~17:40
 シンポジウム「コンテンツ時代における文化財」(仮)(趣旨説明:辻大和。発表者:丁田隆・金廣植・金賢貞)

  18:00~20:00
 懇親会(フォーレスト本郷1階ルヴェソンヴェール本郷)


□ 費用

大会参加費 (有職者・非会員)1,000円/(学生他会員)無料**

 ** 若手研究者の参加を促進するために、有職者以外の会員の参加費を無料としました。

懇親会費 (有職者)5,000円/(学生他)3,000円

□ 参加・発表申し込み方法

 以下の出欠表様式に従って、研究大会委員会宛にお送りください。


(出欠表様式)

韓国・朝鮮文化研究会第19回研究大会出欠表

研究大会   参加・不参加

一般研究発表 希望する・希望しない

懇親会    参加・不参加

名前:

連絡先住所:

電子メール:


(宛先)

E-mail: 19taikai★askcs.jp (←★を半角のアットマークに変えて下さい)

(件名に「大会参加」と明記してください。なお、本メールの発信元とはアドレスが異なりますのでご注意ください)

□ 一般研究発表の募集

 一般研究発表を募集します。本研究会会員で発表を希望される方は、出欠表に発表要旨800~1,200文字)を添付のうえ、2018年8月3日(金)までに上記の宛先にお申し込みください。なお1名あたりの時間配分は、発表30分、質疑応答10分の予定です。


□ シンポジウム「コンテンツ時代における文化財」(仮)

  現代韓国の映画・ドラマ、韓国や世界各地のイベントでは韓国「文化財」を素材としたコンテンツが頻繁に登場する。韓国の「文化財」コンテンツは商業的に利用可能な資源となり、韓国内外のあらゆる人々に消費されるものとなっているのである。また「文化原型デジタルコンテンツ」事業のように、二次利用を目的に韓国政府が開発した「文化財」コンテンツすら存在する。さらに韓国では行政だけでなくメディア、研究者、市民らによって「文化財」が注目され、各種政策、運動のもとで保存、活用されている。

  韓国での「文化財」コンテンツの資源化、商品化の背景について、たとえばケンドールは韓国の近現代の衣食住に関するテーマでの書物(Consuming Korean Tradition in Early and Late Modernity)を編集し、韓国が経済成長し、自らの世界に占める位置づけが上昇したことが、韓国「文化財」コンテンツをめぐる積極的なマーケティングの背景にあることを指摘している。しかしながら、韓国「文化財」コンテンツが生み出されるには、どのような前提があり、どのような過程があったのかは、明らかになっていないことが多い。

  そもそもホブズボウム・レインジャー編『創られた伝統』が指摘するように、世界各地に、近代以降に再構成、創出された「伝統」が存在する。ホブズボウムらの関心にもあるように、なぜそのような「伝統」ができたのか、その形成過程を見ることは、近現代の諸社会の変容過程を観察することにもなる。

  韓国「文化財」コンテンツは世界、ウェブ空間に拡散している。そうした「文化財」は韓国のどのような地域、時代のものを対象に資源化されたのか。どのような「文化財」が選好され(逆に排除され)、どのように変容したのか。現代において特定の「文化財」コンテンツが流通して二次創作されることで、特定の「文化財」認識が変容することは頻繁にある。そのなかで近現代の「文化財」化のあり方を問い直すことには、こうした認識の変容に対し、小さく警鐘を鳴らす作業になると考えられる。またその問い直しは、「文化財」をとりまく韓国社会の変容の一端を垣間見ることにもなろう。本シンポジウムでは近代以降の韓国における「文化財」の変容のあり方について、金廣植氏、金賢貞氏、丁田隆氏の報告から、考えていきたい。(辻大和)

韓国・朝鮮文化研究会 事務局
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