以下のように、研究会等のお知らせが来ておりますのでご案内いたします。
本研究会会員より下記の研究会等のお知らせを会員の皆様に流して欲しいとのご依頼がありました。
韓国朝鮮研究とも関連がございますので会員の皆様にお知らせいたします。詳細等につきましては、下記をご参照ください。
第75回朝鮮学会大会
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会 場:天 理 大 学
大会プログラム
第1日(1)公開講演会 午後1時より
Ⅰ.朝鮮時代前期の仏伝図と『釈譜詳節』
九州大学大学院人文科学研究院 主幹教授 井手 誠之輔 氏
Ⅱ.石窟庵製作年代の再検討
韓国国立中央博物館 前館長 閔 丙贊 氏
(2)総会 午後5時より
第2日(1)研究発表会 午前9時より(予定)
第1部門:語学
第2部門:文学
第3部門:歴史学、考古学、文化人類学、その他の分野
詳細については朝鮮学会HPをご確認ください。
■■「死を肖像する」鄭梨愛×金セッピョル
文化人類学とアートの協働がひらく地平■■
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※下記のメールアドレスに事前に連絡すれば、作品4点を除き10月末まで展示の観覧が可能とのことです。
【場所】UMU 神戸市垂水区塩屋町6-8-5(山陽電車「滝の茶屋」駅徒歩2分)
【概要】
本展は、アーティストの鄭梨愛と文化人類学者の金セッピョルが「死そのもの」についてともに考え、対話する過程で生まれた。この展示を企画した金は、死と葬儀をテーマに研究を進めるなかで、現代社会において死が、個人の「人生の終わり」としてとらえられがちな風潮に違和感を抱く。
鄭は日本で生まれ育ち、小中高ともに朝鮮学校を卒業、朝鮮大学校にて美術を学ぶ。在学時から、日本の美術界へアプローチする外へ向けた活動を友人たちと積極的に行うなか、鄭は自身の「在日朝鮮人4世」というバックグラウンドを必然的に意識していくようになる。現在は、そういった自分のルーツを見据えた映像、インスタレーション作品などを中心に制作しているが、活動初期は自身の祖父を対象に絵画作品を制作。
長年疎遠であった祖母が亡くなって恐怖と後悔を覚えたこと、そして祖母の葬式で再会した祖父の老いに衝撃を受けたことで、祖父の肖像画を描くようになる。このような経緯で2011年から、祖父の死後の2016年頃まで制作された作品を、本展ではおもに展示する。また、金は文化人類学の視点からこれらの作品をとらえ直し、言葉を寄せる。
この二人の協働を通して「死そのもの」に向けて思考の拡張を試み、本展示では人々の生に内在する死について考え、感覚することを目指す。
【連絡先】
金セッピョル dreamandhat★gmail.com(←★を半角のアットマークに変えてください)
【展示詳細】
https://peatix.com/event/4081308
「京城学派の人類学」セミナー
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植民地主義と軍国主義の歴史的枠組みの中で、韓国人類学史研究をより深く分析し、新たな方法論的アプローチを模索する内容です。
ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。
セミナー概要(添付ファイルご参照)
韓国の人類学史研究は、植民地主義と軍国主義という歴史的枠組みの中で、より深く分析される必要があります。本セミナーでは、「京城学派」と「台北学派」という用語を導入し、既存の研究との方法論的な差別化を図りながら、植民地朝鮮で日本の学者たちが行った人類学的研究の展開を追跡します。本書の研究は、帝国日本の「15年戦争期(1936-1945)」において、京城帝国大学に勤務しながら人類学的研究調査を行った人物を中心に扱います。
開催詳細
◇日時:2024年10月15日(火)13:30~15:30
◇場所:国立民族学博物館 大演習室
◇発表:全京秀(ソウル大学名誉教授・日本常民文化研究所客員研究員)
◇言語:日本語
参加をご希望の方は10月11日までに以下のフォームからご登録ください。
https://forms.gle/o63aViZHbKFwP2db7
第58回オープンレクチャー(東京文化財研究所)
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於 東京文化財研究所・地下セミナー室
韓国陶磁鑑賞史 -韓国におけるコレクションの形成 / 田代 裕一朗(東京文化財研究所文化財情報資料部 研究員)
中国陶磁鑑賞史 -近代のわが国における中国陶磁鑑賞の受容と変遷 / 川島 公之((株)繭山龍泉堂代表取締役、東京美術商協同組合理事長)
※事前申し込み制です。詳細は下記サイトをご参照ください。
https://www.tobunken.go.jp/joho/japanese/openlecture/openlecture058/