第7号(2008年10月15日発行)
[特集] 移動という視座 空間・場所・地域をめぐって
風響社(2008年10月刊)
A5判・並製・260頁・本体3500円
2008年10月15日発行
ISBN978-4-89489-957-5
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【目次】
特集=移動という視座 空間・場所・地域をめぐって
〈問題提起〉
韓国・朝鮮における場所の観念─移動と所有の関係からの考察 林 史樹
〈論文〉
近世韓国における住民の居住地移動─慶尚道丹城県の場合 吉田光男
朝鮮人労働者の「日本内地渡航」再考─非準備型移動・生活戦略的移動と労働力統制 外村 大
韓国人の移動に対する文化論的アプローチ 伊藤亜人
レビュー論文
韓国/朝鮮農民社会の性格と韓国文化研究─歴史人類学的地平の構成 安 勝 澤(本田洋訳)
視点
東シナ海祭祀芸能史論のすすめ 野村伸一
研究の周辺
コードネームは「トンちゃん」──『光州五・一八』そして『光州の五月』に寄せて 真鍋祐子
書評
『近代朝鮮文学とナショナリズム 「抵抗のナショナリズム」批判』 浮葉正親
『高麗の婚姻制と女性の生』 豊島悠果
本の紹介等
『兄さんは流しの楽士』 金 志 善
『光州の五月』 真鍋祐子
『私には浅田先生がいた』 井出弘毅
『「コリアン・アメリカ」の宗教と精神性』(Religion and Spirituality in Korean America) 小谷幸子
復刻された韓国朝鮮「最初」の音声記録 山内文登
展評
「博物館天国・済州」を夢見て 金 良 淑
ひろば/マダン
比較民俗学会の最近の学術活動 林 在 海(柳田悠紀訳)
エッセイ
離婚の今昔(吉川美華)/白?島と唐船来航・海神御供伝承(藤田明良)/
台湾研究者の韓国経験(上水流久彦)
彙報 韓国・朝鮮文化研究会会則 編集後記 英文目次・ハングル目次 執筆者一覧