第6号 of 韓国・朝鮮文化研究会

第6号(2007年10月15日発行)
[特集] 文字と無文字のあいだ



風響社(2007年10月刊)
A5判・並製・264頁・本体3500円
2007年10月15日発行
ISBN978-4-89489-956-8

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【目次】


特集=文字と無文字のあいだ




  特集「文字と無文字のあいだ」について 板垣竜太

 〈論文〉

  朝鮮後期郷村社会と文字・文書──伝令と所志類をてがかりに 山内民博

  近代朝鮮社会における文字の価値付けとその文脈 三ツ井 崇

  家族・親族慣行にみる伝統の相互交渉

     ──フィールドワークと文書のあいだ 嶋 陸奥彦


論文 「韓国華僑」の生成と実践──移民集団の括り方をめぐって 林 史樹


視点

 翻訳の世界──朝鮮語と日本語のばあい 野村伸一


研究ノート

 「文学主義」から「文化論」へと──最近の韓国文学研究の流れに関する一つの概観 車承棋(月脚達彦訳)

 「マダン」という文化空間についての一考察──一九八〇年代ソウルにおける民衆と政府の観点から 水谷清佳


本の紹介

『韓国経済の奇跡──礎を築いた民間経済人の熱き思い』 鄭大均

『チマ・チョゴリ制服の民族誌──その誕生と朝鮮学校の女性たち』 真鍋祐子

『歴史の狭間を生きる』 秀村研二

『朝鮮儒学史』 松本誠一


展評

「白磁大壺」にまつわる断片的記憶 片山まび

国立中央博物館の再出発 李須恵


ひろば/マダン

韓国古文書学の現在──資料集の刊行から生活史まで 金[火+玄]栄(豊島悠果訳)

歴史問題研究所が「成年」になるまで 許 洙(柳田悠紀訳)


エッセイ

インサドン・イヤギ(吉田光男)/変わりゆくソウルの路上──ある日本人演奏家との邂逅の追想から(山内文登)/『「冬ソナ」にハマった私たち』と「私たち」(真鍋祐子)




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