第5号 of 韓国・朝鮮文化研究会

第5号(2006年10月15日発行)
[特集] 交流時代における韓国朝鮮研究




風響社(2006年10月刊)
A5判・並製・264頁・本体3500円
2006年10月15日発行
ISBN4-89489-955-8

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【目次】

特集=交流時代における韓国朝鮮研究

  特集について 伊藤亞人
 〈論文〉
  近世日朝関係における「交流」の諸相 六反田 豊
  相異なる〈フィールド〉を繋ぐ知の対話的生産に向けて ──日韓の植民地期歴史研究をめぐる「交流」への体験的試論 山内文登
研究から社会的実践、交流へ──その理想と課題 鈴木文子

論文
 甑山道の堕胎観──『道典』を中心とした考察 皿谷友美

書評論文
 「韓流」を語ることの現在 山中千恵

研究ノート
  日本籍コリアン・ダブルの名乗りに見られるコリアン出自の表出 井出弘毅
  植民地朝鮮における日本人の村落調査と村落社会──朝鮮総督府嘱託善生永助を中心に 林慶澤

書評
 申明直(岸井紀子・古田富建訳)『幻想と絶望──漫文漫画で読み解く日本統治時代の京城』 川瀬貴也

本の紹介
『暮らしのなかの日韓交差点』 仲川裕里
『トーキング コリアンシネマ〈現代世界読本〉』 本田 洋

展評
「李禹煥 余白の芸術展」によせて 佐桑真保

エッセイ
「アジュンマ」の憂鬱(仲川裕里)/日本人の巫俗好き(伊藤亜人)


ひろば/マダン
韓国民俗学会紹介 朴銓烈(金良淑訳)
韓国学資料の宝庫──韓国学中央研究院 周永河(濱田美緒訳)

エッセイ
「金用淑博士」(吉川美華)/チャンポンは赤いか、白いか(林史樹)/意識されること、されないこと(嶋陸奥彦)


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