創刊号 of 韓国・朝鮮文化研究会

創刊号(2002年10月26日発行)
[特集] 交叉するフィールド:歴史・文化・社会、そして創造




風響社(2002年10月刊)
A5判・並製・232頁
ISBN4-89489-951-5
販売価:\3,500(税別)

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【目次】

発刊の辞 伊藤亜人

特集=交叉するフィールド──歴史・文化・社会、そして創造
 〈論文〉
  士族と両班のあいだ──歴史の時間・文化の時間 吉田光男
  江南の民俗世界から──急がれる対照研究 野村伸一
  転換期における韓国文化研究の展開 真鍋祐子
 〈コメントおよび総合討論〉(記念シンポジウム)

論文
 植民地期朝鮮における「心田開発運動」政策 川瀬貴也
 韓国キリスト教労働運動の多面性──教会構成員の組織内アイデンティティと権威の問題から 太田心平

研究ノート・資料
 北朝鮮訪問記 崔吉城
 断章──朝鮮の女性学に向けて 野村伸一

書評
 交錯するまなざしの記録──佐藤忠男『韓国映画の精神──林権澤監督とその時代』 板垣竜太
 書評──渡邊欣雄著『風水の社会人類学──中国とその周辺比較』 崔吉城

本の紹介
『金素雲『朝鮮詩集』の世界──祖国喪失者の詩心』(権丁煕)/『やきもの名鑑[5] 朝鮮の陶磁』(石附啓子)/『朝鮮近世の御用商人──貢人の研究』(六反田 豊)/『大将軍信仰の研究』 (斉藤徳子)/『東アジアの基層文化に表われる死と生』(安 勲)/『韓国・朝鮮と向き合った三六人の日本人──西郷隆盛、福沢諭吉から現代まで』(三ツ井 崇)/『韓国両班騒動記』(末成道男)

ひろば/マダン
〈展評〉 いま、話そう A Second Talk: Contemporary Art from Korea and Japan(喜多恵美子)/アジアの世紀のはじまりにPART II──韓国画の現在(喜多恵美子)

エッセイ
名付けの哲学──孝と不孝の分かれ目(竹田 旦)/「韓」と「朝鮮」と──激突を繰り返して来た二つの呼称(祖父江孝男)/族譜研究ことはじめ ──人類学から接近する歴史(嶋 陸奥彦)/私が南原をえらんだ理由(本田 洋)/黄砂に吹かれて(仲川裕里)/延辺の三つの声(植村幸生)/一九七〇年代韓国の女性労働運動を考える──東一紡織労働組合委員長李総角氏とのインタビューから(横田 伸子)/鬱陵島の童男童女神と金麟雨(藤田明良)/引越しと故郷作り(李鎮榮)/ベトナムの韓国人 (李鎮榮)

彙報 
韓国・朝鮮文化研究会会則
創刊号編集後記
英文目次・ハングル目次
執筆者一覧

正誤表


『韓国朝鮮の文化と社会』創刊号・正誤表

25頁  11行目(注16)  金□栄  金〓栄〔〓は火へんに玄〕 
76頁  6行目  民衆(ミンジョン)〔ルビ〕  民衆(ミンジュン) 
123頁  16~7行  論文タイトル自体の間違い  「一九三〇年代 後半 朝鮮総督府の 心田開発運動展開と 朝鮮仏教界」 
123頁  14行目(注8)  第二章第三節〔ハングル、分かち書き〕  第二章 第三節 
123頁  15行目(注8)  『日帝下 巫俗論と 植民期権 力』〔ハングル、誤字、分かち書き〕  『日帝下 巫俗論と 植民地権力』 
123頁  16行目(注8)  一九三〇年代の 心田開発と 〔ハングル、一語抜け〕  一九三〇年代の 心田開発と 植民地支配 
127頁  註(60)  三代、影陰  三大、影印 
196頁  9行目(参考文献)  二〇〇一 『近代性の幽霊たち・・・ 〔数字間違い〕  二〇〇〇 『近代性の幽霊たち・・・ 〔さらに最後の』をトルツメ〕 
197 頁 註(6)二行目  呼んでいだ  呼んでいた 
218頁  上段5行目  (Tto Taron Iyagi) 〔ハングル、誤字〕  (Tto Tareun Iyagi) 
裏表紙  柱上(トップ)  Societ  Society(尻切れ)