第8号 of 韓国・朝鮮文化研究会

第8号(2009年10月15日発行)
[特集] 韓国朝鮮社会における富と威信



風響社(2009年10月刊)
A5判・並製・266頁・本体3500円
2009年10月15日発行
ISBN978-4-89489-958-2

非会員の方の会誌購入はお近くの書店に注文いただくか、発売元の風響社までお申し込み下さい(その場合は送料手数料380円がかかります)



【目次】

特集=韓国朝鮮社会における富と威信

 〈問題提起〉
  序論 威信の存立と富――民族誌からの展望 本田 洋

 〈論文〉
  士族家門における威信と富 須川英徳
  葬法選択と墳墓からみた朝鮮の近代 高村竜平
  現代韓国社会における威信体系──社会階層論の視点から 有田 伸

論文
  弘大前インディ文化の構造転換
     ──「サブカルチャーの現地化」から「文化ビジネス」へ  高原基彰
  韓国農村社会における婚姻の成立に関する一考察
     ──全羅北道淳昌郡A里の事例から 宮原葉子
 
視点
  映像から見る植民地朝鮮 崔吉城

研究の周辺
  江南游玩(二〇〇七─二〇〇八年)──三〇年目の留学を終えて  野村伸一
  
書評
  『朝鮮近代の歴史民族誌 慶北尚州の植民地経験』 松田利彦
 
展評
  「朝鮮王朝の絵画と日本―宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美」展 李須恵
  民衆の鼓動──韓国美術のリアリズム一九四五─二〇〇五 喜多恵美子

エッセイ
  列車はどこへ? 嶋 陸奥彦
  ポクサ・アジョシ 吉田光男

彙報
 韓国・朝鮮文化研究会会則
 編集後記
 英文目次・ハングル目次
 執筆者一覧